部活の必要性について

headlines.yahoo.co.jp

 印象的な記事だったので引用してみました。

 

以下引用文。

”部活の強制入部をなくしました。外部委託をしました。みんなの負担が減ってよかったね。と単純にならないと思われる。なぜかというと、部活は生徒指導の生命線だからだ。部活動における態度指導が、学校の安定に大きな貢献をしているのだ。部活の顧問の影響力は大きい。過ごす時間も担任より多くなるだろう。指導はもちろん熱心だし、試合に登用する生殺与奪の権もある。そんな先生から、態度の指導まで受ければどうだろう。授業しか教えない教師の言葉よりはるかに重いだろう。部活の顧問の言うことはきく。こういうことによって、学校は安定する。言うなれば、部活に入っていない生徒は、部活に入っている生徒たちによる安定にフリー・ライドしているとも言える。”

引用ここまで。

 

ここの段落なんですけど、こういう考えの先生は多いと思います。つまり、部活は生活指導の面で大きな役割があり、従って部活はやめるべきではないという考え。これは賛同できない。

 なぜならば、普段の授業の中でも生活指導はできるから。例えば、授業開始前の挨拶をきちんとやる。授業中の私語、いねむりをこまめに注意する、教室の整理整頓を徹底させるetc...。ところが授業参観をしてみると、これらがしっかりなされている授業なんてない。だから部活と言う”補習”で生活指導をやらざるを得ないのだと思う。

 もし部活が生活指導のためだけに存在しているのであれば、さっさとやめて、授業に集中するべきだ。その方が絶対いい学生が育つと思う。