1月の給料と日本の育児環境

 手取りで352,600円でした。子供が生まれてから光熱費が爆上げ中(電気、ガス、水道、全部で1.5万円アップ)、1LDK→2LDKに引っ越して家賃1.5万アップだが、給料は1.2万円しか上がってない。が、評価はほぼ最高なので、今の仕事ではこれ以上のペースでは上がらないだろう。まぁ、お金を使う趣味もないのに上げてどうすんだという話もあるけど。

 一方、子供手当で1.5万円もらえる。扶養手当も0.75万円ついているし。不妊治療時代を思えば、妻の収入が減っても、ずいぶん楽だともいえる。なんせアレは本当にエグイ。卵子を取り出すだけで50万、卵子をもどすのに15万くらいかかるので、月にならすと20万以上が吹っ飛ぶ計算。共働きだけれど世帯の実質収入的には僕が働いているだけの状態と同じだった。しかも子供ができなければそのお金は全部ムダ。今は子供にかけているお金はこれ以上ない投資なので納得できる。あ、それと子供の医療費は全部タダね。これも大きい。不妊治療には保険すら効かないので、それと比較したら天と地ほどの差がある。

 さらに言うと、妻の意見では、不妊治療で仕事を休むのは周囲の目が気になるけど、育児関係だとあまり気にならないようだ。不妊治療していること自体が恥ずかしいとか、自分の体に欠陥があるみたいとかいろいろ考えてしまうからね。

 そんなわけで、金銭面、精神面においては、意外と日本の育児環境は悪くないと思う。前の日記とちょっと矛盾してしまうかもしれないけれど。自分に与えられていないものに不平をたらす前に、自分に与えられているものにまず感謝すべきだね。そうでなければ、いつまでたっても幸福感を味わえない。