投資に対する考え方

 僕は25歳くらいから投資やってました。で、その時10万円くらい利益が出たのですが、どうにも相場が気になって仕事が手につかないのでやめました。で、そのうち会社も辞めちゃったのですが(笑)、その会社で学んだことは、「無い知恵は借りろ」「なんでも自前でやらない」です。

 そこで、金融商品の売買を、専門家にお金を払って指示してもらうサービスが無いかなと探していたんですが、その中で見つけたのがラップファンドというやつです。最近は流行っていないんですかね。ラップファンドは証券会社や信託銀行に投資信託やら株やらいろんな金融商品の運用を全部任せちゃう商品なんですが、これいいなと思いました。これに手を出そうかなと思っていたところで、投資助言会社というものがあることを知りました。これは1年間一定の助言料を支払い、その会社が売買の指示をしてくれて、それに従って金融商品を売買するという仕組みです。証券会社と異なり、売買手数料で儲けるわけではないので、よりフラットな立場で金融商品の売買の指示を受けることができます。大体年間の助言料が20万円位ですかね。彼らはプロですので、常に市場のリサーチをしていますし、自分自身は投資について何も勉強せず、自分の仕事に集中できるので、これはいいと思いました。

 で、これをきっかけに僕は投資をやめました。理由は、3年間この会社と付き合って、結局200万ちかくの損失になったから。市場の情勢とかいろいろな理由はありますが、彼らの様なプロの指示に従っていても、損失が出るときは出てしまうのです。そこに片手間かつ半端な知識で素人が手を出したところで、とても利益が出るとは思えなくなりました。高い授業料ですが、この事実が分かったことはとても大きいと思います。ニュースとかブログを見ていると、色々な人が投資をしており、利益が出たよーというような記事を書かれていますが、損益を出した人はブログなどにアップしたがらないものです。自分もそうですし。そんな訳で、私は投資をやらないことにしました。

 でも、今の情勢を見ていると、また始めてみたいんだよなぁ...。