幸せになると立場が悪くなると思っている人

 そういう人っていませんか?例えば、ユニバーサルスタジオの好きな人がいるとして、その人に

「ユニバーサルスタジオに家族みんなで遊びに行くの?よかったね!」

というと、

「でも子供の相手しないといけないから大変だよー。」

みたいなことを言う人。まぁ、このくらいはいいのかもしれません。

 

 ただ、同じ人が以下の様なやり取りをしたらどうでしょう。

「今度はユニバーサルスタジオに友達と一緒に行くの?よかったね?」

というと、

「でもやっぱり友達とはいっても気を使うから疲れるよねー。」

みたいなことを言ったとしたら。

 

 こういう人は自分が幸せになると立場が悪くなるとでも思っているのでしょうか。ユニバーサルスタジオに行く段取りをした人にとっては不愉快なことこの上ありません。こういう人は、ネガティブな要因を取り去っても、またネガティブな要因を探してきます。友達とではなくて一人で行くとなったら「寂しい」とか、気の許せる友達だけと一緒に行くとなったら、「お金がかかる」とか。

 

 他人ならいいんですが、これが身内となると本当に気が滅入ります。 おそらく、ここではしゃぎすぎると、あとで「前にユニバーサルスタジオにつれていったでしょ?」とか言われて、借りを作ってしまうのを無意識のうちに拒んでいるのだと思うのです。それは裏を返せば自分の普段の振る舞いにも問題があるということでしょう。しかし金銭的にも時間的にもコストをかけて段取りしていることは事実なんだから素直に喜んでほしいんですよね。

 

 あと、やっぱり何をやるにしてもポジティブな面とネガティブな面の両方が必ずあって、つまり、楽しみにしていることと言うのは、ポジティブな面が多いだけだと思うんですよ。逆に言うとどんな楽しいことでもネガティブな面だけにフォーカスを合わせれば、嫌なことになってしまう。嫌なことばかり毎日やっていると気が滅入る。本人だけでなく周囲まで不幸になってしまう。良くないですよね。嫌なことでもポジティブな面にフォーカスを合わせる癖をつけた方が絶対いい。

 

 はい。グチでした。とはいえ、自分も含めて、恵まれていることが日常になると、ついつい与えられているモノへの感謝を忘れて、不平不満ばかり言ってしまうのが人の性。感謝の気持ちを忘れないようにしないとなとも思う木曜日の朝でした。明日もう一日あると思うと木曜日って気が滅入りますよね(笑)。