ブログリハビリ(NHKのニュース)

 災害で立ち上げられた避難所にアレルギー対応の食品が無いことが問題になっているらしい。本人、もしくはアレルギーの子を持つ親によれば、行政にもっとアレルギー対応食品を充実させてほしいそうな。

 これをもっともだと思うか、おかしいと思うかはすぐに判断することは難しいが、こういう時は行政を実在の人物に置き換えて考えるといいと思う。「私はアレルギー体質で食事に気を付ける必要があります。現在避難所にはアレルギー対応食品が無く、予算が無いので、〇〇さん税金を余計に納めてください」と言ってみることを考える。実際、行政と言うのは個人の税金の集合体で運営されているのだから、置き換えとしては悪くないだろう。

 こう考えると、たぶん〇〇さんは拒否するだろう。なんであなたの体質のために私がお金を出さなければならないのかと。自分で準備しておけばいいでしょ?と言われるのがオチである。これが例えば、「避難所となる学校の体育館の床が腐っています。〇〇さん税金を余計に納めてください」だったら、〇〇さんは頭ごなしには拒否しないと思う。体育館の床の健全性はいろんな人にメリットがあるためである。

 ということで、個人的には一番上で書いたアレルギー持ち、アレルギーの子を持つ親は自分で準備しろと思う。私も花粉症だが、だからといって避難所にマスク常備してほしいとは思わない。