海外の大学に行きたい

 どうにも事務職員(特に上級の職員)と話が合わない。規則を守るのは結構なのだが、普通はギリギリでパスしているところで仕事をして効率よく成果を出そうという考えるのに、今の所属の事務は、規則を十分すぎる余裕をもってパスするところで仕事をさせようとしてくる。

 例えば、労基から求められてもいない安全対策を勝手に取って、毎年1研究室あたり最大10万円近くの出費を強いてくる。東京に出張する場合は、東京駅までの旅費は出すが、そこから目的地までは出さずに日当で支払うように強制する。その意図は、後で問題があった時を想定して、文科省やら世間から批判を受ける可能性を最小化することだと思う。

 これだけ競争が激しいのに、こんな組織運用をされたらほかの大学やら他国に勝てないし、一番嫌なのはこれだけ競争が激しいのに、そこを勝ち上がっていこうという思想ではなく、未だに問題さえ起こさなければいいと考えている職員が事務の上の方にいること。

 もっと業績を積んで、競争力を高めて、まぁ海外は言い過ぎだけど、いつでもほかの大学やほかの国に出ていけるんだぞという体制を作りたい。まぁ、それで実際に出て行っても、当の事務職員は関係ないのだろうけれど。勝ち上がったろうという気はないから。虚しい。