科研の申請書には文章としての完成度も必要

  研究のシーズを他の先生に譲ってそれで科研の申請書を共同で書いてます。

maguro-taida.hatenablog.com

研究代表が中心になって申請書を書いた方がいいと思うので、もう一人の先生も合わせた三人で打ち合わせて、大まかなストーリー等をブレインストーミング方式で決めていったのが先週で、昨日それをたたき台にして作った申請書が代表の先生から送られてきました。

 この研究代表になってもらっている先生はとっても優秀なんです。実験と計算の両方ができて、在外研究にも行って英語ペラペラで、論文もすごくレベルが高い。若手Bも過去に採択されています。なので申請書もすごいんだろうなと思っていたのですが...。

 

 

 

 申請書が薄いんです。科学的な観点からはレベルが高いのですが、全体的に同じ意味を示す文章の繰り返しとか、省略できる文章が多く、現状の内容だったら文字数40 %削れる感じで、従って中身が薄くなってる。文章の水準がちょっと...という感じなんです。また打ち合わせをすることになるのですがどう言ったらいいもんやらと悩んでます。まさか内容薄いなんて言えないし...。