科研の申請書を書く時間の取り方

 科研費の季節です。昨年落ちた萌芽がA評価だったのでそのまま出してもいいかなと思ったのですが、まぁそれでは進歩がないかなと思い、まずは学内のURAに添削してもらって、今書き直しています。正直、URAもピンキリなので、いまいちなURAだと高校生でも知っている事(高校生だってグラフェンくらいは知ってますよね)を念のため説明せよとか、よく読んで添削しているのかと思うようなコメントを入れてくるのですが、まぁ、そういうコメントが入ってくるという事は申請書が分かりにくいからかなと思って直しています。

 この科研の申請書は時間喰い虫で、気が付くと半日終わっていたりします。他の仕事も忙しいので、早く片づけたいと思って集中するのですが、科研の申請書の特殊なところは、横軸を投入した時間、縦軸を進度としたとき、傾きがどんどん小さくなるんですよね。で、時間を空けて取り組むと傾きが回復するような気がします。つまり、速く終わらせたいがためにまとまった時間を使ってガッとやるより、1時間なら1時間と決めてスキマ時間でやった方が、トータルの時間は短くなる気がします。

 多分、ストーリーを作る際に、どこかで筋の悪いシナリオに行ってしまって、そこでうんうん唸っていても、ちっともストーリーが整わず、一旦休んで頭をリセットしたり、他の仕事をしている際、無意識の中でストーリーの整理がされているから、時間を分割して申請書を書いた方がいいのだと思います。

 いずれにせよ、さっさと提出して4月1日のドキドキを2ちゃんねる見ながら味わう権利を確保したいです。