スーツのポケットの直し

 ビジネスマンと言えばスーツ、スーツと言えば消耗品。僕の場合はパンツのすその内側がすれて穴が開くことが多いです。内股で歩いているわけではないのですが、ガニ股でもないので靴のつま先と内側のくるぶしがあたって、パンツのすその内側が摩耗して穴が開くことがあります。それは直しようがないというか、「かけはぎ」という高度な技術で直せるのですが、1か所2万円くらいとられるので私の着ている安いスーツでは採算が取れません。

 次に消耗するのが、パンツのポケット。モノを出し入れするのと、ハンカチを出すときにあらかじめ出しておけばいいのですが、忘れると濡れた手でポケットに触ります。これがまた摩耗を加速させるんですよね。

 今回、このパンツのポケットの穴をデパートの修繕屋さんに出しました。やる前の写真を忘れてしまったのですが、出来上がりの写真はこんな感じ。

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写真だと分かり難いかもしれませんが、ポケットのエッジの部分がすれて破れていたので、ここを一旦ほどいて生地を内側に折りこみました。なので、すこしポケットの口が大きくなってます。あと、下の方の〇のところは穴が開いていたので、裏から生地をあててミシン叩きしてもらいました。左右ともやって8000円でした。これなら遠くから見る分にはわかりません。少なくとも授業中に学生から”先生苦労してるんやなぁ”とは思われないレベルです。

 既に3年着ていますが、これであと3年は着れるでしょう。8000円で3年間延命できれば上等。自転車で通勤することもあって、3年後にはパンツのお尻の部分がダメになると思われるので、概ね使い切った感を感じつつ、次のスーツを買えそうです。元々4万位のスーツだったので、3年でダメになってしまっては勿体ないですからね。スーツの修正、おススメです。