やっぱり設計事務所のプランは違う2

 注文住宅をどこに頼もうか迷っている所なんですが、大手ハウスメーカーは営業を信頼できず、設計事務所はローンや土地探しなどのサポートが薄そう、ウ〇エル〇ストホーム(以下、WH)は営業と設計が力不足で、いずれも決定打にかけていた、そんな中で自分にも知識が付いてきて、ローンや土地探しのサポートの薄い設計事務所でもなんとかなるのではないかと考えるようになったというのが前回の話です。

やっぱり設計事務所のプランは違う1 - 泳ぎ続けないと死んじゃうのに泳ぎたくない男のブログ

 

 WHの設計と営業は力不足でしたが、土地は高いですが良いところを見つけてくれました。とはいっても、探し出したのはWHと仲良くしている不動産屋なのですが。土地が決まって話が具体的にできる段階に来たこと、WHの設計がひど過ぎるので、今一度設計事務所と打ち合わせをし、10万円支払ってプランの提案、見積もり、土地の評価(公表されているデータでわかる範囲で地盤や浸水被害のおきる可能性を検討)をお願いすることになりました。

 

 この間、無印良品の家も検討しました。というのは、見た目の理想が無印良品の窓の家で、設計事務所にもWHにもそういうイメージでとお願いしていたのですが、だったらそもそも窓の家に頼めばいいのでは?と思ったためです。窓の家は実際に見学にも行ったのですが、すっきりしたデザインでやはりいいなと思いました。それで、土地はこんな感じ、部屋の数と大きさはこんな感じで、ざっくり見積もってほしいとお願いしたところ、見積もりだけでなくプランも考えてくれるという事になりました。

 

 それで、先週、先々週あたりで各社プランが出そろったのですが、WHは相変わらずで、特に気に入らないのが、プラン自体もイマイチである上に、やたらと強度にうるさいことと、敷地から建物の壁までの距離を大きくとることにこだわることでした。強度にうるさいというのは、耐震強度を取るために、壁を南北まで一直線に通すことにこだわるのです。延べ床面積が限られているので、そこに壁の取り方の制限が加わると、かなり間取りの自由度が失われてしまいます。あと、工事のやりやすさを考慮して敷地と建物の壁の間を1.2 m以上取ることも譲れないとのことでした。

 購入した土地は北向きで南北に長い土地なのですが、この場合、建物の北と南にスペースを取る必要があります。北には駐車場が配置されるので広くしたいし、南には隣家と距離を取らないと冬に日射を取れないためです。なので、東西と比較して南北のスペースはとても貴重で、従って我々としては建物を東西に広げて、南北を詰めたいのです。駐車場は5.5 m、庭は6 m欲しかったのですが、敷地と建物の東西の隙間をそれぞれ1.1 mにしてギリギリといった状況でした。従って、たかだか10 cmのために南北の1マス(0.5 間、910 mm)を失いたくないというのが我々の要望でしたが、絶対この10 cmは譲れないとのことでした。ただ、この10 cmの理由が非常に定性的でとても納得できませんでした。

 

 次に無印のプランですが、無印の家はデザイン的には優れているものの、意匠やプランに制約が多いイメージがありました。確かに制約はあるのですが、思ったよりも融通がきくんだなという印象を持ちました。かなり特殊なお願いもしたのですが、SNSにアップしないことを条件に実現することは可能とのことでした。プランですが、こちらの説明が悪かったのかもしれないのですが、妻曰く”この間取りを見る限り、設計士はランドリールームの重要性とか使い方を全くわかってない!”ということで、オリジナルの間取りは却下となりました。ただこちらにはお金を全然支払っていないので、これ以上お願いするのは気が引けましたので、ひとまず我々が考えた間取りを渡して、これで建てられるか、建てられるなら見積もりを出してくれとお願いしました。1週間ほどですんなり建築OKの返信が来たのですが、とりあえず設計事務所の返事を待つことにしました。

 

続く