准教授公募戦を振り返る その1
自分のため、これから挑む人たちのために准教授公募戦を振り返ってみようと思います。
まず、公募戦士マグロのステータスは
性別
・おとこ
生まれ
・1980年代
研究業績
・査読付き国際誌20報(ファーストは10報、IFは1~3)
・10年の総獲得外部資金4千万以上
・科研獲得経験あり。
・コネなし。
教育実績
・所属していた機関にて授業経験数年アリ
といったところでしょうか。外部資金獲得額は多い方だと思います。しかし、論文はあまりぱっとしません。学会で同年代の発表を聞く度に自信喪失しています。
公募戦線に参戦しようと思った理由は、研究に力を入れる事に対して理解を得られなかったことが大きいです。研究が軌道に乗り、外部資金を取り、大々的に研究を進めようとすればするほど、周りから”もっと校務に力を入れなさい”と言われるような職場でした。公務に力を入れなさいという人はしっかり校務をやっているのですが、一度も科研を取っていない、つまり研究を全くやっていない方が殆どです。そして、そういう人が多数派だったので、居心地が悪かったのです。