准教授公募戦を振り返る その2

 自分のため、これから挑む人たちのために准教授公募戦を振り返ってみようと思います。

 最初に応募したのは遅刻の教育学部。私は工学部なのですが、教育学部でも工学を教える先生がいらっしゃるようで、そのポストに空きが出たようで、ここにまず応募しました。というのは、それほど自分に競争力があると思えず、いわゆる三文字学部では並みいる応募者の中でトップを取ることは難しいと考えたためです。また、学科のホームページで先生方の業績を見ても、やはり教育に割く時間が長いようで、工学的な研究の業績は少なく、教育的な研究が多めで、ある程度業績に劣る私でもチャンスがあると考えました。さらに、民間の経験も好意的に取られるのではないかと思いました。

 結果は書類も通らず、益々通知をいただきました。今見直してみると、もっと教育を前面に押し出した書類にすべきだなと思います。あと、心のどこかで、やはり工学部に行きたいという気持ちがあり、その中途半端さが書類にも反映されていたように思えます。