准教授公募戦を振り返る その10

 自分のため、これから挑む人たちのために准教授公募戦を振り返ってみようと思います。

 三つ送った応募先の全てから連絡が来ました。結局のところ、残りの二つは面接にも呼ばれずということになりました。

 三つの大学の応募締め切り日は1カ月の間に収まっており、非常に近かったのですが、内定をもらった大学から割愛が来たタイミングと、残りの二つの大学からお祈りの連絡がきたタイミングはほぼ一致していました。三つの大学は全て遅刻だったのですが、どこも選考プロセス、もっと言えば教授会や理事会といった承認のための会議の開催スケジュールは似通っているであろうということと、割愛を出すまでは面接に呼ばれない候補者にも連絡はしないということがわかります。

 一方でお祈り連絡の送り方にはかなり差がありました。
遅刻A・教育学部:書面で連絡。送った資料を返送してほしい旨、公募書類に記載したところ、着払いで送ってきました。正直、ここに採用されなくてよかったと思いました。
遅刻A・工学部:書面で連絡。
遅刻B・工学部A学科:書面で連絡
遅刻B・工学部B学科:メール連絡(!)
遅刻C・工学部:書面で連絡
宮廷A・工学部:書面で連絡
宮廷B・工学部:書面で連絡
面白いのは同じ大学でも担当者が違うと連絡の仕方も違うということです。正直、何時間もかかって書類を作っている方の身としては、最低限書面で送るのが礼儀だと思います。まさかメールでお祈りされるとは...。選考側の立場からすると、お祈り連絡も手間がかかるというのはわかるんですけどね。