考えてみると面接対策って誰のためにもならないね

 ニュースで就活をオンラインで進めることが報じられていますが、それに対応して学校によってはオンライン面接対策のために専門の人員を雇用して、学生に指導するそうです。

 この面接対策って誰のためにもなってないですよね。採用側から見ると、学生が面接対策の訓練を受けているせいで、学生の素顔を見るのにテクニックが必要になるし、学生にしてみれば、社会に出てしまえば勉強以上に何の役にも立たない面接対策の習得にコストをかけていることになる。儲かるのは業者だけ...。

 ですので、全大学で協定を結んで、面接対策しません!とならないですかね。結構めんどくさいんですよね。研究室の学生が面接の練習してくださいっていうのを相手するのが。やりたいことの見つかっていない学生に気づきを提供するとかはいいんですが、ドアを開ける前にノックしろだの、許可もらってから座れだの、ネクタイはこう結べだの、ネガティブなことはポジティブな表現に変換しろだのを教えるのは不毛なんですよね。