SNSを使わない人はSNSを活用したプロモーションについて指示しないでほしい

 どこもそうなんでしょうけど、学校の入試倍率の低下に歯止めがかかりません。とくにウチの学科は状況が悪く、その打開のためにfacebookやらyoutubeやらtwitterやらinstagramやらで宣伝しましょうということで色々やってるんですが、各種SNSをやってない教授連中が、その作業がどのくらい大変か知らずに、気軽にあれやれこれやれと言ってくるので本当に大変です。

 動画のここの音声を消せ

とか、

 もうちょっと動画を短くしろ

とか、

 トップのツイートをあれに変えろこれに変えろ

などなど。

 作業が本当に入試倍率につながるのであればやりますが、視聴数もフォロワーもめちゃめちゃ少なくて、ほとんど見られていないアカウントに手をかけるのは本当にバカバカしいんですよね。一方でこちらが、視聴数やフォロワーをもっと増やさないといくらコンテンツを充実させたところで意味が無くいから、まずはその対策が必要で、そのためにはこうした方がいいですからやりましょうと言っても、全然耳を貸さない。

 確かにみなさん頭が良くて、それぞれの分野でそれなりの業績を上げていることは分かりますが、SNSの世界ではそれは全然関係ないので、SNSの有効活用のためには頭の中のパラダイムシフトをしていただかないといけないんですよね。そのあたりを理解せず、この超天才の僕の作るコンテンツなんだから100万人くらい見てくれる!みたいな態度なんで、たぶんしばらくこの不毛な作業が続くような気がして気が重いです。