見切り発車上等

 学科の入試倍率が低いので、高校生にアピールする機会を増やすための施策のワーキンググループを、先月から始めているんですが、今のところ全くアウトプットが出ていません。2,3時間ほどの打ち合わせを3回ほどやっているんですが、

・こういうケースが考えられるから次回の打ち合わせまでに対応を各自で考えよう

・こういうクレームが入るかもしれないから、お伺いを立てよう

・だれがどんな順番で売り込みに行くか考えよう

・アンケート採った方がいいけど、何を聞こうか?

・etc...

といった話が延々と続いてちっとも話が前に進まないし、アウトプットが何も出ないのです。

 

 やっぱり大学の先生ともなると、みんな賢いので、いろんなケースを考えに考え抜いてプランニングにすごく時間かけるんですよね。まぁでもそれって無駄も多いじゃないですか?考えたケースが実情にそぐわない場合は、そのケースに対応した時間が無駄になるので。僕なんかは基本的に頭が悪くて先読みが苦手なので、とりあえず見切り発車でやってみて、高校生の反応を見ながら修正していくタイプなんですよね。そうすればあんまり考えなくていいじゃないですか。前からうすうす、どうも自分は学科の思考のスタイルに合ってないなぁと思ったんですが、この見切り発車に対する考え方が一つの原因なんだなと気が付きました。まぁ、学科にそういう人が一人くらいいてもいいと思いますし、アホと思われるかもしれませんけど、特にエラくなるつもりもないので、会議では自由に発言していこうと思います。