URAの添削がムカつく。ムカつくが...。

 萌芽外れましたー。かなり期待していたので残念です。そんな訳で次の外部資金としてを狙っています。予算規模的にはBMWの3シリーズの安いやつ×2年。

 どこの大学も同じだと思いますが、最近は申請書をURAという人たちが添削してくれます。で、添削してもらったんですが、もう真っ赤。ワードのコメント欄もぎゅうぎゅう詰めです。しかし内容を見てみると、

「手段を説明して先に目的を説明した方がいい」

とか

「ここの説明は後ろ(or前)に回した方がいい」

という、ストーリー展開の順番をいじくる系の指摘が多いんです。これ嫌なんですよね。どこか一か所の順番をいじくると、他のパラグラフの説明でつじつまが合わなくなったり、前提となる知識を説明する場所と、その知識を基にした研究の説明の場所が前後逆になったりするので、結局大手術になってしまうんです。

 あと、

「もっと専門外の人にも分かるようにかみ砕いて説明してください」

も嫌いです。そりゃスペースが無限にあればいいかもしれませんが、スペースが限られているのに、学部生用の教科書に載っているようなことまでイチイチ説明できません。ズブの素人が審査する訳じゃないんだから、かみ砕くにしてもペースト状になるまでかみ砕かなくてもいいだろうと思うのです。

 ですが、そういう指摘を受け入れられなくなったらもうジジィだなとも思うのです。なのでここは素直に大手術して、推敲を繰り返して文章のボリュームを減らしてから、専門用語とか簡単な原理の説明のパートを増やしました。去年は申請した外部資金が全滅だったので、なんとか通ってほしいものです。