研究ノートと雑務ノートをわけるかどうか

 めちゃくちゃ焦った。自分はこんなノートカバーに

lob.shop-pro.jpこんなスケジュール帳と

www.amazon.co.jpこんな研究ノート

www.amazon.co.jpを挟んで使っているんだけれども、これをまるっと無くして超不安な週末を過ごした。結局、隣の研究室の先生の部屋に置きっぱなしだったというオチで難を逃れたけれど、めちゃめちゃ焦った。学生とのやり取りや、いろんな人との打ち合わせのまとめとか、アイデアとか、ありとあらゆる情報が集約されているので、変な人に拾われてネットで公開されようものなら本当にクビが飛んでしまうところだった。ある意味ノートパソコンを落とすよりもヤバイ。

 京大の山中先生みたいな立派な先生は、研究ノートには研究のことしか書かず、職場から出さないかもしれない。けれど、自分は三流なんで、研究ノート(のようなもの)には毎日のToDoリストや打ち合わせのまとめ、実験データや思い付きのアイデアなど雑多に書き込んで、常に持ち歩いている。だってめんどくさいんだもの。

 実際のところ他の研究者はどうしているんですかね。一時期、小保方さんの事件で、研究ノートの書き方と管理はこうあるべきだ!みたいなことテレビでも紹介されましたが、あれを見ていると、研究だけやっていればいい超一流研究室ならともかく、研究よりも雑務の方が多い底辺研究者がそんなノートの付け方を実践する暇なんかあるのかなと思ってました。教員は個人情報も扱うので、少なくとも、研究・個人情報関連・雑務ノートの3冊を使い分ける必要がでるはず。これを実践している教員がいたらスゴイと思います。いたところでマネしませんが。あっ、だから一流になれないのか。

 落としどころはノートを電子化して、クラウドで保存ですかね。うーん、嫌いなんだよなぁ。デジタル。