科研の申請書提出した

 嫌だ嫌だと思いつつ、科研の申請書をどうにか作り提出しました。基盤Bが通っているので、挑戦的研究の方に出しました。こちらは採択率がすごく低いのであまり出したくなかったのです。他の仕事が忙しいし、学生指導が疎かになっているし、そもそも研究を進めるのに必要なお金は既に確保できているので。ところが、出せる調書は出さないと大学とか学科長から文句を言われるので出さざるをえなかったという訳です。大学の評価、学科の評価、大学の運営費に関わりますからね。特に最後の運営費問題は、教育機関としてどうなのと思います。

 

 さて、出産したことは当然ないのでわからないですが、頭が出たら後はラクというか。この申請書の頭はここでした。

・学術の現状を踏まえ、本研究構想が挑戦的研究としてどのような意義を有するか。

この設問が非常にあいまいなので、この設問に沿うように申請書を書くのに苦労しました。ここだけで3日くらい全く筆が進まなかった。が、ここが終わると、比較的スッと書けて、そのあとの推敲はむしろ楽しく進めることができました。

 

 今回は当たるとむしろ大変なので、他の先生には確認してもらわず、セルフチェックのみで、学内締め切りまで1週間以上残して出しました。しかし、なかなかいい出来です。当たったりしてね。まぁ、当たってもちょっと手が回らないんだけれども。そういう気持ちで出したものが意外と当たるんだよなぁ。