昼夜逆転無理でした/集中するにはどうすれば

 1週間ほど続けてみたんですが、やっぱり無理でした。昼夜逆転生活。ヨーロッパに出張行くときみたいに、帰るころ、つまり1週間くらい頑張れば体内時計変えられるだろうと思ったのですが、無理でした。太陽の光から逃げないといつまでたっても体内時計が変わらないですね。

 ただ、この昼夜逆転の1週間で、普段の効率の悪さが良くわかりました。体内時計がくるった状態ですので、当然すっきりしない頭で論文を書いていたのですが、なんだかんだで1日1000文字以上書いてる。で、先週の金曜日に論文校閲に出して、間もなく投稿です。自分的には最速記録です。普段は200字くらい書いたら飽きてしまうのですが。

 何でこんなに効率がいいのかと考えると、おそらく実験補助員が休みだからですね。学生と違って、はっきりした指示を与えているので、実験の消化が速いのです。で、速すぎて、指示を出すこちらが追いつかなくなってくる。そうすると、実験補助員の仕事を考えるのが結構辛くなってくるのです。

 また、補助員の仕事の確保を考えると、単一の研究だけではすぐに実験が終わってしまうので、どうしても複数の研究を同時に考える必要が出てくる。そうすると、これもまた一つのことに集中する上での妨げになるんですよね。逆に、今回論文を書いている際には、一つの研究テーマの事だけを考えていたので、集中できたし、新しい派生テーマも思いつけた。

 とはいえ、学生任せでは共同研究をスケジュール通り進めるのはちょっと心もとないので、補助員の助けがどうしても欲しくなる。ここが難しいところですね。とりあえず、緊急事態宣言が終わる来月までにもう一本論文を書いて、今年度の論文ノルマを達成して、残りは実験に集中できる環境に持っていくことが今月の目標です。