やっとrevisionまでいった...

 自分史上初のエディターキック5連発の論文がようやくmajor revisionまで行きました。今までとは全く毛色の違う内容の研究で、大きな図は3つなんだけれど、それぞれが今まで経験のなかった装置で得られた図で、その装置を使えるようになるまでに合計で3年くらいかかったし、そもそもその装置を使えばデータが取れるとわかるまでにも1年くらいかかった、本当に手間のかかった論文でした。

 内容的にも、自分的には結構珍しい、サイエンスとして面白い内容だと思っていたので、最初にエディターキックを食らったときは「この論文の重要さが分からないコイツ(エディター)はアホか!」と思ってたのですが、さすがに5回も蹴られるとだいぶ自信喪失状態になってました。ですが、今日来たレビュワーのコメントを見ると、major revisionとはいっても、実質的には殆ど修正加えなくていいし、面白いよーというコメントだったので、一安心。というか、そんなにインパクトファクタ―下げてないんですが、かたやエディターキック、かたやほぼアクセプトで、なんでこんなに落差があるのか不思議。

 とにもかくにも、論文化にはどうにかこぎつけたので、次は学会で発表して、研究仲間を増やそうと思います。