苦しいことを味わう余裕

 苦しいっす。パッと思いつく限りのややっこしい仕事は時系列順に

文科省関係の申請書

・昔の恩師のところでやる実験の計画

・実験用の小道具の提案書

・昨日リジェクトされた論文の再提出

・別の論文作成

・研究費Aの報告書

・研究費Aの来年度の実験計画

・学会の表彰の候補者(外国人)に表彰への応募の打診

(応募要項を英語化しないといけない)

・研究費Bの実験計画の修正

(当てにしていた論文が実は間違っていて実験系を設計しなおす必要)

・新入生オリエンテーションの準備

・新しい科目の準備

・育児問題

・注文住宅の設計

・共同研究の再現実験(再現しなかったらどうしよう...。)

・etc...

まだまだありますがこの辺で。恩師のところでやる実験が特に難しくて、こういう装置があるから実験してみたらと言ってくれるんだけど、普通はモノと調べたいことに対して装置を選ぶのに、逆に装置ありきでモノと調べたいことを考えないといけないので、非常に難しい。ある意味実力を探られていると思うんだけれども。

 リジェクトされた論文も厄介で、内容がしょぼいのは分かっているんだけれども、そこをどうにか理由をつけて科学的な価値を示して、どうにかレターにできる力も必要かなと思って、どうにか今ある結果だけでアクセプトさせたいと思ってます。ただ、3回もリジェクトされており、どうしたらいいのか若干途方に暮れている状態です。

 まぁ、そんな訳で精神的に苦しく、明らかに白髪が増えてきました。が、ちょっとここで目を閉じて深呼吸するのが大切かなと思っています。そして、やらなくていいこと、手を抜いてもいいところを見つける。仕事を締め切り順に並べる。難しい仕事をやや難しい仕事の細切れにしてコツコツこなせるようにする。あたりを意識してやっていこうと思います。

 もう40歳です。コーヒーの苦みを楽しむように、苦しいことも味わいながら丁寧にこなせる大人になりたいですね。