日々の勉強の進め方について(技術系国立大学法人試験情報10)
さて、ここからは具体的にどのように勉強を進めていったかの紹介です。 3月末に情報収集と本の購入を完了し、4月から以下のような手順で本格的に勉強を始めました。
1.各参考書の読破スケジュールを立てる
絶対に勉強時間で管理してはいけません。時間が限られている人はなおさらです。”何日までにこの本を読破する”という形式でスケジュール管理をしましょう。私の場合、職員採用試験攻略ブックは1週間で読破するくらいのペースで進めました。
2.スケジュールを元に実際に勉強する。
以下のような形で毎日勉強しました。 まず、一次試験まで1.5ヶ月しか無かった私の場合の標準的な一日の時間の割り振りは以下のような感じです。
5:00~6:30 起床・勉強
6:30~7:00 食事等
7:00~8:00 通勤バスの中でこっそり勉強
8:00~22:00 仕事
22:00~23:00 帰りのバスの中で勉強
23:00~翌1:00 勉強・就寝
働きながらだったので、勉強時間は一日4時間程度が限界でした。1.5ヶ月しか時間がないと見ても分かるように地獄のような日々となります。ゴールデンウィークがあったのがせめてもの救いでしたが。当然のごとく休日はまるまる勉強に時間を充てます。こういう日々をすごしていると性欲・食欲・物欲も消えうせます。ある意味悟りの境地に達していたのかもしれません。 次にそれぞれの科目への時間の割り振り方は以下のとおりです。
1.教養試験
1.a.判断推理・数的推理(40%)
判断と数的への割り振りは50:50。
本が小さいのでカバンの中に入れて通勤バス中でもこっそり読んでました。
1.b.その他の科目(20%)
朝、過去問500で各科目1題ずつ解く。特に文章理解は欠かさない。
2.専門試験(40%)
寝る前にやる。 私の場合、専門は大して問題ないだろうと思い、2割り位しか時間を割いていなかったのですが、よくよく参考書を読んでみると結構熱力学などは相当勉強しないと競争力がでるまでの水準に達しないことに気が付き、最終的には上の比率で日々こなしていました。