やはり仕事は職場で

　この正月は電話のかかってこない自宅でしっかりやるぞーと思っていたんだけれども、やはりというか予想通り殆ど何にもできなかった。1週間近くあったのに、1日集中すれば終わる程度しか仕事していない。論文の図を整理して、新しく買った解析ソフトの使い方を勉強して、学会発表の応募して、宿を抑えたくらい。

　でも何もできなかった理由は半分ほど予想と違っていた。当たっていたのは、机の隣に布団があること。ものすごい吸引力で僕を引きずり込もうとしてくる。

予想外なのは子供のこと。妻は育児休暇中とはいえ、こちらも休みなので何もしない訳にもいかない。仕事していて子供が泣くと、やっぱりあやしに行かなければと思うし、妻の代わりに食事も作らんといかんと思う。そうすると猛烈に気が散るし、精神的に意味もなく疲れるのである。

　5日は職場に行ったのだけれども、やはり猛烈に仕事が進んだ。基本的にパソコンでやる仕事が多いので、作業環境は自宅も職場も変わらないし、電話もかかってくるのでむしろ良くないくらいだが、自宅の3倍くらい仕事が進む。

　タイトルとは違ってしまうが、問題の本質は最近、常に仕事のことが頭から離れないこと。別に仕事を持ち帰らなくてもいいんだけれど、どうしても持ち帰ってしまう。仕事柄、手を抜こうと思えばどんどん抜けるんだけれど、このブログのタイトルの通り、マグロなのでキャリアアップしたいとか、もっと研究費を取りたいとか考えると、どうしても自宅でも仕事をしたくなる。実際はしていないことも多いんだけれど、持ち帰ることが精神安定剤になっている。ちょっと訂正。キャリアアップしたいんじゃなくて、キャリアアップしなくちゃ”いけない”、研究費を取ってこないと”いけない”と考えているんだった。で、自宅に仕事用のパソコンがあるから、どうにも仕事が頭から離れない。更には子供のお食い初めやら病院やらネットの手続き云々で、色々と「やらなくちゃいけないこと」が頭から離れず、どうにも疲れる。寝ている時以外常にテンションかかりっぱなし。これ良くないなぁ。病んでしまいそうだ。