旧帝大の教授のすごさ

 共同研究にむけた勉強会で、企業のエンジニアや大学の教員数名でそれぞれのネタを説明したのだが、旧帝大の教授がすごかった。年間の外部資金が1億らしい。研究室の陣容も、秘書は3人、博士課程の学生10人含めて、トータル30人だそうな。ちなみに1億の支払元の内訳は国プロが8割で、支払先の7割は人件費とのこと。

 額もすごいが、これだけの人間に仕事を振れるということがすごい。しかもこれだけ外部資金を取っているとなると、申請書だけでなく、霞が関にも相当数行っているはずだから、ほとんど学生と話す時間は無いはず。それでも研究室が動くというのは、指示ではなくて思想をキッチリ伝えているからだと思う。

 自分の成長曲線の延長線上のはるか上の存在を目の当たりにして愕然としてしまった。もっと勉強しないとな...。あと、時間はもう割けないので、仕事の密度を上げなくては。