まぐろ流論文執筆術 その1
まぐろは基本的に弱い人間なので、論文を書くという高い精神的ハードルを越えるのが苦痛で仕方がありません。とはいえ評価とか外部資金の取りやすさに影響してくるので書かないわけにはいきません。それでどうやったらハードルを下げられるかを考えた結果、次のような方法にたどり着きました。もし参考になれば。
要は作業を分割するという事です。例えば今はこんな感じでメモ帳に書いて作業を進めています。
着手中:10/26~XXXX論文化
済み:雑誌決める→Journal of ...
済み:使う図と論文のあらすじを決める
済み:図をある程度清書する
済み:図1
済み:図2
済み:図3
済み:図4
済み:図5
・図ごとに箇条書き文章を考える+参考文献付ける
済み:図1
・図2
・図3
・図4
・図5
・イントロ概略考える
・イントロ日本語で記述+参考文献付ける
・イントロ英語化
・実験項考える
・実験項英語化
・結果と考察文章化
・図1
・図2
・図3
・図4
・図5
結果と考察英語化
・図1
・図2
・図3
・図4
・図5
・結論まとめる
・結論英語化
・アブストラクト書く
・graphical abstract
・全体纏め
・英文校閲提出
・共著者投稿許可
ポイントは図ごとに作業を作っていくことです。これが例えば
”結果と考察文章化”
だけだと、かなり精神的ハードルが高い。でも図1だけだったら結構気楽にできるんですよね。あと、箇条書き→日本語→英語という感じで3ステップに分けるのも大切。そして、”済み”を入れていくのもポイントです。着実に進んでいる感があるので、モチベーションを維持しやすいんですよね。さらにはこうやって作業を分割すると、忙しくて執筆からしばらく離れていても、比較的作業を再開しやすいという効果もあります。
そんなわけでまぐろ流論文執筆術その1でした。