間食が死ぬほど好き

 間食が好きで好きでたまらない。病的に好き。机の引き出し中に何かお菓子があると、ついつい食べてしまう。大きめの袋でパイの実を買っておいて、ちびちび食べようと思っていても、多くの場合想定の1/3くらいの期間で食べつくされてしまう。仕事をしていてちょっと集中力が途切れると、直ぐに机の引き出しに手が伸びてしまう。基本的に個室が与えられているので、周囲を気にせず遠慮なく食べられるのが良くない。そして、加齢とともに内蔵の機能が弱ってしまって、間食しすぎで食事が食べられなくなったり、食べ過ぎで食後に胃に血液が集中してしまい、病的に眠くなったりするのが分かっているけどやめられない。

 間食してしまうのは、間違いなく育った環境のせいだと思う。なんせ一人っ子で、小学校の頃は肥満児だったから、間食し放題。間食道のエリート街道を歩いてきた。間食の習慣が身についてしまっている。意志が弱いというのもあるけれど。

 間食を防ぐにはどうしたらいいのか。一つは間食を買わないこと。しかし、これは無理だ。なぜならこの方策は、間食を”しないこと”に近いからだ。売店があるから容易に買えてしまう。僕の感触に対する情熱はどのくらい熱いかと言えば、夜中の2時に目が覚めて間食したいと思ったとき、ウチにお菓子のストックが無ければ、コンビニまで走っていくほどである。つまり、”買わない”ことができるならば、そもそも間食もしない。二つ目は仕事に集中すること。これも難しい。だって集中力がないから。集中力がないので、論文を書くときは毎日100ワードが限界。逆にこれを積み立てて論文を書いている。

 三つめは集中力が尽きない範囲でいろいろな仕事に次から次へと取り掛かること。仕事を変えると頭が切り替わって、集中期間を延ばすことが可能になり、その仕事に取り組んでいる間は間食の誘惑を振り払うことができる。今はこれに取り組んでいる。このブログしかり。実験計画を立てて集中力が途切れたところを間食が頭をよぎったので、比較的ラクに取り組めるブログを書いてみた。研究計画を立てている時は、計画の中に色々と事前の対策を練らないといけないことが思い浮かんで、それの対策を考えようとすると、ものすごく精神力が必要で、どうしてもそれ考えることから逃げちゃう。そしてその隙に間食の誘惑にやられるんだよね。さて、ブログで精神ゲージが回復したところで、次の仕事に取り組もうか。