思う事

幼児の賢さ

ウチの子は1歳半なんだけれども、同年代の他の子と比較して、賢くて運動神経もいいと思う。靴ベラ取ってきてと頼むと取ってきてくれるし、食事の前は自分の椅子をテーブルの前に持ってきて、座って待っている。公園の滑り台に登ることができるし、ブランコも…

未来を見て途方に暮れ、過去を見て元気づけられる

転籍して2週間が過ぎました。実験室はぐちゃぐちゃで設備稼働率20 %位、学生部屋も殺風景なことこの上ないが、少なくとも自分の居室は人の住める環境にもっていけました。授業準備も一応2週分のストックができたし、ゴールデンウィークがあるのでこの間に残…

最後の添削完了

こちらでの最後のレポートおよび卒論の添削がやっと終わった。当たり前のことだが、来年度から転籍するからと言って一切手抜きせずに添削した。やれ知財を置いていけだの、向こう3年は知財を現任校名義で出せだの、実験装置もっていくなだの色々嫌がらせをさ…

試料整理で疲れた

注意:当たり前のことをグデグデ書いた日記です。 もうすぐ職場を引っ越すので、半日かけて実験試料を整理した。具体的には不要と思われる試料を捨てた。ウチは真空デシケータと普通のデシケータで試料を保管しているが、それぞれ結構大きいので、保管容量に…

女性を輝かせる前に社会基盤を作ってほしい

夫婦でケンカになった際、こちらに余裕がある時には譲ったほうがいいということを書いたが https://blog.hatena.ne.jp/maguro-taida/maguro-taida.hatenablog.com/edit?entry=17391345971627274477 今はこちらも余裕がない。公募書類を書かないといけないし…

良いものは主張しないのでありがたみが分かり難い。教育もしかり。

良い道具って良さを主張しないんですよね。例えば服だと、裁断のヘンな服は着難いとか、肩が凝ってくるとかで主張するので、悪さかげんに人は気が付くのですが、着やすくて、肩の凝らない服は、着やすいぞー、肩が凝らないぞーとは主張しません。車だと乗り…

ブログリハビリ(仕事・育児・公募)

またグチです。リハビリだから仕方ない。 仕事が忙しい。変なこだわりで今年は学生に査読付き投稿論文を出させることを目標にしている。自分自身が投稿するのも大変なのにそれを教えるというのはもっと大変。あと、初めての分野なのでイントロからすべて新し…

ブログリハビリ(育児の愚痴)

ブログっていうのは言いたいことを言って、気分をやらわげるツールである気もするのでちょっと復帰してみようと思う。 さて、最近休んだ感じがしない。仕事は仕事で当然休みではないのだけれども、帰ったら帰ったで子供の面倒を見ないといけない。具体的には…

育児中の夫婦円満のコツ

一泊二日の出張から帰ってきたら、嫁さんが 「今日の夕食はまったく作っていない。」 と、言い出した。ついでに体操座りで 「あー、もう疲れたよぉー。」とうつむき加減で言い出す始末。気でも狂ったのかと思ったが、やっぱり一人育児で疲れているらしい。こ…

企業には家庭に強く言ってほしい

高度プロフェッショナル制度が話題になっています。一定水準の年収を超える人には残業代を支払わなくてもよくなる制度で、結局のところ、雇用側に有利な制度のようです。 近年はストライキもめったに起きず、労働者側は殆ど雇用(企業)側の言いなり状態です…

不妊治療で離職

16%というのは真実味があると思う。 headlines.yahoo.co.jp 我が家は高度不妊治療までやった訳ですが、この16%というのはリアルな数字だと思います。仕事をしていれば、業務だけではなく付き合いもあります。定時に帰れる人は少なく、妻は終電で返ることが多…

雇用する立場になると”クビ”に対する考えが変わる

働き方改革が話題ですが、雇用の問題でいえばクビを切る方について僕は昔と考えが変わりました。昔は、簡単にクビを切れない日本の雇用システムは労働者にある程度の安心感を与えるからいいものだと思っていました。ところが、数年ほど前から実験補助員を雇…

賃貸か持ち家か

なんかそこらじゅうで議論されてるみたいですが、僕は断然賃貸ですね。まぁ、過去に親から相続した家でひどい目にあったということもあるのですが、 maguro-taida.hatenablog.comこれから日本に留まらず、海外にまで仕事の場が広がっていく中で、特定の場所…

海外の研究機関で働いたとしてメリットデメリットは?

日本の高等教育・研究機関はどこも研究と教育以外に雑務が多いし、なにかと手続きも煩雑で電子化されていないし、トップの方針もあいまいだし、給料安いしということで、海外の機関に行ってみるのも一考かなと思うのだけれど、仮に言語のハンディが全くなか…

英語資料で授業をやった結果

点数ガタ落ち、25%が単位を落として、追試の手間が増える結果となりました。英語でやると学生は理解が進まない、教員は手間が増えるという誰も得しない結果となりました。 口頭での説明は日本語、資料のみ英語にしただけ、更に専門用語と初めて見るもしくは…

大学教員による大学入試の採点

そうなるだろうなとは思ったけど、ホントにそうなりました。 headlines.yahoo.co.jp 大学教員に問題を作らせたり採点やらせるのは、仕事のミスマッチだと思います。大学教員は高校で習ってきた知識を前提に学問を教えているので、必ずしも高校で学ぶ知識に詳…

組織のトップを信頼できるかどうか判断する方法

ズバリ、横文字を使わないことです。政治の世界ではいろんな横文字が使われますよね。例えば、 ・アジェンダ ・ダイバーシティ ・マニフェスト ・ノブレスオブリージュ 等々。 学校関係では ・アクティブラーニング ・ルーブリック ・アドミッションポリシー…

学力の低い子が高等教育を受けることの弊害

多くの人が学力の低い子に高等教育を受けさせる必要はないと考えているようでホッとする今日この頃です。 dobokutanuki.hatenablog.com現場にいる人間からすると、学力の低い子(マイルドな言い方ですね)が大学に来ると困ることの最筆頭は、「手間がかかる…

投資に対する考え方

僕は25歳くらいから投資やってました。で、その時10万円くらい利益が出たのですが、どうにも相場が気になって仕事が手につかないのでやめました。で、そのうち会社も辞めちゃったのですが(笑)、その会社で学んだことは、「無い知恵は借りろ」「なんでも自前…

体罰の行使とかカンニングの摘発は極めて難しい

世の中教員に対して批判的なので、体罰を行使した教員は手厚い社会的制裁を受ける。一般の人は自分より年の低い人に対して、力の行使に及ぶことがまずないため、この気持ちを分かってもらうことは極めて難しいのだが、いざ自分で体罰を与えてみよう思うと、…

公立の高等教育機関の個人研究費

公立の大学の年間の研究費は50万円未満だそうだ。 newswitch.jpまぁ、そのうちゼロになるんでしょうね。ま、僕は外から稼いでくるので、ほとんど問題ない。殆どの工学部の先生はまず問題にならないでしょう。研究内容的に外から取ってきやすいので。 ただ、…

研究の8割はぬか喜びでできている

タイトルの通り。今日はもしかしたら”グラフェン”っていう面白い材料がひょんなことからできているかもしれないと思って、わざわざ外部機関まで出張して測ってきたのに、どうやら違うらしいということが分かった。前回の測定結果を受けての確認のための測定…

無駄があるから世界は成り立つ

くっそ忙しくてやりたくないのだが、論文の査読を引き受けた。 査読は他の研究者の書いた論文の内容が科学的に適切かどうか評価して、その評価結果を雑誌の編集者に連絡すること。例えるならば、ある作者が原稿を書いて、その原稿を本にしてほしいと例えば講…

捕らぬ狸の皮算用で幸せになれるなら最高じゃないか

研究者と言えば儲からない職業の典型例だが、おいしいことも少しはある。それが研究者限定の懸賞というか学術賞。よく知られたノーベル賞は”億”単位だが、これはちょっと無理。一方で、企業や公共団体が募集しているもう少し小さな賞がある。これは数百万か…

妻はいい奴だ

子供が起き出すときの様子を、嫁さんと一緒に見ている時の一コマ 僕:「あー、おれも赤ちゃんに戻りたいなー。」 妻:「なんで?」 僕:「だって、起きた時に、目の前にお父さんとお母さんがいるなんてすごく幸せでしょ。」 あ、ちなみに私はまだ30代ですが…

保護者が学校に意見を言う前に、保護者間で議論する制度を作れないか

保護者が学校に意見を言う前に、保護者間で議論する制度を作れないかなと思う。健全な学校運営のために。 最近の学校の体制というのは大きくゆがんできていると思う。いわゆるモンスターペアレンツの意見と言うのは少数派に区分されると推測する。ところが、…

教育する側だけが非難されるのでは片手落ち

最近”指導死”という言葉を聞いた。叱責によって子供が傷ついて自殺することなのだそうだ。そして指導死は増えているらしい。 toyokeizai.netこれを読んで妻はこう言った。 「昔と比較して体罰は減り、怒鳴られることもなくなったのに、自殺する子供が増える…

張本君が叩かれるのは仕方ない

「チョレーイ」で叩かれる卓球の張本君。14歳の子供を皆で叩かなくてもと言う人がいるけど、これはもう仕方ないと思う。 張本君への批判は日本人の気質というか文化的な面に端を発していると思う。日本人は、強いとか優秀なだけで礼儀知らずの人に対して批判…

業界1番手or2番手につくことが重要

これは昔勤めていた会社の人事課長の受け売りです。「業界の1,2番手にはいろんなところから質のいい情報が来るから、ますますその業界で優位になる。3番手以降はどんどん競争力を失う。だから1,2番手になれないならウチはその事業から撤退する。」というよう…

間食が死ぬほど好き

間食が好きで好きでたまらない。病的に好き。机の引き出し中に何かお菓子があると、ついつい食べてしまう。大きめの袋でパイの実を買っておいて、ちびちび食べようと思っていても、多くの場合想定の1/3くらいの期間で食べつくされてしまう。仕事をしていてち…